FXトレード6つのストレスについて考えてみる。
トレーダーとして負けを重ねてくると、
どうしたって「ストレス」を感じるようになります。
ということで、初心者負けトレーダーだったころの、
私自身が「どういうときにトレードのストレスを感じていたのか?」
それを振り返るとともに、
簡単な対処法を改めて考えていきたいと思います。
1.俺が買ったら下がり、俺が売ったら上がる
2.パートナーがFXに大反対している。
3.熱くなって取引枚数を増やして、大損を出す
4.チマチマした動きに耐えられなくなって利確、その後急上昇(または下落)
5.急激な動きに飛び乗って、その瞬間逆に動いてボー然
6.チャートが気になって仕事にならない
たぶん挙げていけば、
これだけで30記事は書けそうな予感ですが..
上記が1つも当てはまっていなければ、
初心者トレーダー症候群は卒業でもいいかもしれません。
FX創造館:らいくです、
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それではまず「1」
「はぁ? なんで俺がポジション持ったら逆に動くねん?」
要するに「監視されてるんちゃうん?」というやつです。
これに関しては「なぜそのポジションを持ったのか?」
というしかるべき根拠が弱い場合があります。
トレーダーとして調子が上がってくるとわかるのですが、
だいたい微妙な結果または損失を出すときは、
「長時間ポジションを保有しているケースが多い」
「エントリーして3分で-15pipsを出してしまった」
こういうパターンは、まずだいたいが負けトレードです。
こうなってくると、貧乏ゆすりをしたり、
舌打ちが増えてきたり、キーボードを叩きそうになったり、
表情がゆがんできたり、仕事が雑になったりします(私だけ?)
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そうなると皮肉なことに、
あなたの家族または傍にいる恋人、
もしくは仲のよい友人が、
「FXなんてギャンブルはやめてよ」
と、あなたへ必死の懇願を始めます。
つまり「パートナーがFXに大反対」するわけです。
このストレスがない方、
または相手側がFXに興味はないけど、
邪魔はしてこないのであれば..
「非常に幸運なパートナーを持った」と、
菩薩様に祈りをささげるがごとく、
慈愛の心で深く感謝をしましょう。
しかしながら冷静に考えて、
というよりも過去のトレード日記を見ていると..
私の場合はだいたい、
1.猛烈に熱くなって枚数を増やして大損を出す
2.パートナーに八つ当たりをする(しかも感情的に)
3.仕事にも影響が出る
というパターンを永遠と繰り返していたのですが、
これ、トレードで負けまくっていると、
そもそも「冷静になれない」というのが..
私の中での最大のストレスだったような気がします。
ゆるキャラならぬ、完全なウザキャラです、ええ。
ふなっしー。
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熱くなって「枚数を増やすとき」
というのは、だいたい市場の動きが停滞していて、
リアルタイムで見ていると、発狂するほど退屈です。
これは本来「待つトレードまたはノートレード」
というのが普通なのですが..
神経が高ぶって興奮状態にあるとき、
まったく相場が動かずに+3~+5pipsあたりの
含み益を抱えているとき..
チマチマした動きに耐えられなくなって
利確すると、その後急上昇する..
それも8時間とか長丁場だと、
これもまた、狂おしいほどイライラして、
モニターにマッハキックをくらわせたくなります。
(というか、私は実際にくらわせたことが何度もあります)
ただよくよく考えて頂きたいのは、
チマチマダラダラ動いているとき、
というのは、見方を変えると..
「こう着状態」ですので、
そろそろどちらかに動く可能性が高いから、
今のポジションは切って、次の動きを狙うべきだろう。
と、レイモンドチャンドラーのように、
クールかつ冷静になるべきだろう、というのが、
数年以上熱くなってきた、男の悟りです。
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「急激な動きに飛び乗って、その瞬間逆に動いてボー然」
というのは、みんな大好き指標トレーダーならば、
一度ならず数回は経験したことがあると思います。
急激な動きは、何よりも心臓バクバクし、
トレーダーの興奮という値であれば、
相当なものがあります。
だからこそ、雇用統計や金利発表のとき、
パソコンにスタんばるトレーダーは、
今でもそこそこいるのではないでしょうか?
しかしこれは「相当な損を出すリスク」も、
抱えていることを忘れてはいけません。
急激な動きに飛び乗るのではなくて、
あらかじめ、
・エントリー位置を予約して
・損切りラインも決定して
・利確場所も確実に設定して
それから、指標なりに挑むのが当然です。
そうじゃない場合は、振り回されるのは、
自分の感情と、資産の浮き沈みです。
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そして最後、サラリーマントレーダーや、
主婦トレーダーにとっては、致命的な罠、
「ポジションを持っていると、
チャートが気になってストレスになる」
というのは..
「エントリーしたら、ロスカット値までは損をする気持ちで臨め」
これしかないです、最初はね。
FX創造館:らいくより
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追伸:
FXトレードは言い換えると、
「ストレスを鍛える場」としても、
実はなかなかに優れていたりします。
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追伸2:
損を出すのが当然で、
利益を出すのは自分の力次第、
それが「本当の意味で理解できたとき」
ストレスも最初は感じるかもしれませんが、
そのストレスを、自由に操ることもトレーダーの仕事なのです。
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追伸3:
むしろ考えようによっては、
損をそれだけ出せたというのは..
「その逆のポジションを取れるようになる」
可能性も十分にあるわけです。
肩の力を抜いて、深呼吸を繰り返して、
自分のエントリーを、ゆっくり振り返ってみましょう。
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らいくの戯言-編集雑記
◆ 自分にとっての最大のストレス
実は本文中に書いたのは「表面上」で、
本来ストレスの原因となる主たるものは..
「トレード以外からくる問題が非常に多い」のです。
・人間関係のストレス
・仕事上のストレス
・金銭面によるストレス
・家庭関係によるストレス
・子供のストレス
・価値観相違のストレス
私が知る限りになりますが、
上記の「ストレス6面帯」を、
持っていない方は、ほぼいません。
ここでは簡単に「価値観相違」についてお話をば。
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価値観が圧倒的に違う二人だと、
そもそも根底を支える軸が違うので、
繰り返されるケンカや感情を乱す原因となります。
私の経験で強縮ですが、
以前付き合っていた女性で、
とにもかくにも「パーティ好き」な女性がいました。
客観的に今振り返ってみても、
美人で聡明で、よくできた子でした。
自分にはもったいないぐらいの女性でした。
ただ、私は人前に出たり、
いちいちスーツを着て談笑したり、
飯をわざわざ気心知らん相手と食う..
というのが世にも最高に嫌いかつ苦痛なのです。
しかし彼女は、それこそが
至上の趣味と言わんばかりに、
私もそこにいるのが当然だと主張します。
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ここでお伝えしたいのは、
趣味や価値観を「強制」するようになると、
人間の感情は一瞬で冷めます(俺だけ?)
ということで..
「自分にとっての好きを、相手に押しつけるのはただのエゴ」
FX創造館:らいくより
そういや自分の好きなシャウト系音楽を、
これでもかと普及して、
完全に冷めた目で見られたことを思い出しました。
人はそれを、黒歴史と呼ぶ..
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トレーダーをすべて共感することは難しくても、
それをやっている「人に共感」ならば..
少しの気持ちの寄り添いで、私は可能だと思ってます。
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