エントリーを絞れずに負けてしまうんです。
エントリーを絞る、という文面だけを見ると、
確かにムダなエントリーがなくて、
トレードを厳選しているので、一見よさそうに見えます。
しかし..
「それでトータル勝てていないのであれば、
絞るよりも、枚数を減らして
トレードの実践を増やしたほうがいい場合もある」
こういう荒療治もあると、覚えておいてください。
エントリーを絞れずに利益が出せない方は、
枚数をもっとも最小(0.01枚~0.1枚程度)にして、
まったく適当にランダムエントリーをしてみてください。
エントリーの根拠はなんでもいいです。
・サイコロの偶数が出たから売り
・夜の8時になったから買ってみる
・下の価格が.20になったから売ってみる
・長い陽線が出たから買ってみる
むしろ根拠そのものも最初はいらないかもしれません。
エントリーが絞れない方の大半は「慎重派」ですので、
あえて無謀すぎるところで入る「大胆さ」を鍛えるレッスンです。
さすがに100通貨単位でビビってしまう人は、
少ないと信じたいですが、エントリーは結局「慣れ」ですので、
たかが100通貨とバカにせずに、やってみてください。
普段エントリーする枚数とはかけ離れた、
少ない小さな枚数でエントリーすることで、
「エントリーの独自な絞り方」というものも、
見つかる可能性が高まります。
FX創造館:らいくです、
.
よくある悩みの中で、
> Aという手法とBという手法を学んでいると、
それがごっちゃになって、わけがわからなくなってしまうんです。
–
と、いうもの。
これはあくまでも私のやり方ですが、
「1つの手法は、1つのチャートに絞ってじっくり見る」
意外と多いのは、Aという手法と
Bという手法を身につけたとき..
それを一枚のチャートで
同時に見ている方も多かったりします。
手法がまったく違ったり、
インディケーターが違えば、
こういうことは起こらないのですが..
一定の勉強をこなしていると、
必ず「似た部分」が存在します。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、
チャートを2つに分けたほうがいいです。
A、B、Cという手法を学んでいるのならば、
見るべきチャートは3つになります。
.
こういうことをお伝えしていると、
必ず出てくる質問があります。
> じゃあ結局、1つの手法だけを極めれば、
トレードの勉強なんて、無意味なんじゃないですか?
–
もちろんあなたが、その手法を長期間にわたって、
そうですね、5年以上続けて利益を出せる自信があるのならば、
1つを完璧に極めるのも、私はありだと思います。
私見になってしまいますが、トレード手法や、
インディケーターや、勝っているトレーダーから、
なぜ、学び続ける必要があるのか?
これは至極簡単なことで、
「FXで金を稼ぐ意識があるなら、学ばない理由はどこにもない」
からです。
自分の会社または仕事に置きかえてみてください。
自分の専門知識またはそれに関する経験を、
まったく1年間学ぶことを一切放棄したとしましょうか。
つまり去年のあなたとまったく同じだったら、
まともな会社や上司であれば、評価はガタ落ちになります。
別に知識や経験を学ばなくても、
一年間「トレード実践のみ」に絞っても構いません。
要は、昨日の自分よりも
1ミリぐらいは成長進化しようぜ?
というのが、私なりの「学びの哲学」です。
.
たとえばコンサルをしているときに、
使う知識ベース、というのはさほど変わりません。
それどころか、私の場合は普通に音声教材や、
他クライアントの事例を販売することが可能です。
それも圧倒的な安値で。
しかしなぜ、彼ら彼女たちは
わざわざバカ高い個人コンサルを依頼するのか?
それは「噛み砕いて徹底して、
その人のため『だけ』に教えるから」です。
言うなれば、予備校で100人規模の
生徒たち「全員」に教えるのと..
ひっそりとしたせまい会議室で、
マンツーマンで教える違いに、
彼ら、彼女たちはお金を支払っているのだと思います。
もう少し言えば「100人いれば、100通りの変化がある」のです。
.
トレードも一緒で、
「やり続けた証」というのは、あなたの心に刻まれます。
最初はエントリーも絞れず、感情的になり、
損を膨らませ、利確も思うところでできないでしょう。
それでも、諦めずに信じたトレードを続けてみるのです。
トレードに賭けるお金がいよいよ尽きてきたら、
歯を食いしばって、悔しい気持ちを秘めながら、
必死の想いで、デモトレードで誰よりも真剣にトレードをするのです。
私自身も、何度も残高がゼロになり、
深夜ひっそりとバイクを飛ばして、
洗車のバイトを飽きるほどやりながら..
「絶対にエントリーを絞れるようになるんだ」
そういう時代もあったわけです。
「昨日のエントリーより、+0.1pips向上させるエントリーを心がける」
FX創造館:らいくより
.
追伸:
エントリーの精度を鍛える最高の方法は、
今、この瞬間に適当にエントリーして、
いかに損を小さくできるか?
この無意味な練習を繰り返したとき、
実はトレードの本質が相当理解できるようになります。
.
追伸2:
とある条件やインディケーターが揃わないと、
エントリーに躊躇してしまうのは、
トレードの引き金を引く勇気を、成長させてみてください。
.
追伸3:
今のエントリー場所は、
「たとえ枚数が10倍でも、迷いなく張れたかどうか?」
この問いかけは、トレーダーの地力を鍛えてくれます。
.
.
らいくの戯言-編集雑記
◆ 昔のことを思い出してみると..
私を一言で表現すると..
「生きている価値のカケラもない、クズ野郎だった」
というのが、しっくりくるかなあという感じです。
すべてを人のせいにして、会社の責任にして、
恋人に罵倒を浴びせ、周囲の人間は
すべて敵だと思っていました。
もちろん仕事はできず、金もなく借金まみれで、
自炊ひとつできないウンコ人間でしたね、まぎれもなく。
そんな俺がどうして変われたのか? を、
冷静にはるか昔を懐かしくタイムリープしていくと..
「ここまで堕ちたんだから、そろそろ上がろうぜ?」
という意識化にある「願望」だったのかもしれません。
これでも若かりしころは、やれ起業だとか社長だとか、
夢と目標と希望に満ち溢れた時代もあったわけです。
しかしいつしか「その熱情」が失われ、
すべてにおいて絶望し、裏切られた結果が、
廃人になるしかなかったのかもしれない。
というのが「昔の自分の言い訳」だったのでしょうね。
もっとも、角度をくるっと変えてみてみると、
他人に対してあまりにも興味関心がなさすぎた、
というのは、目に見えて反省しなければいけなかったはずです。
人は傷つきながら、腐りながら、
とことん堕落して、そこから地上へ戻ることは、
少なくとも私は「時間がかかってもできる」
というのが、ある程度まで
堕ちて戻ってきた人間の戯言です。
ただ思うのは..
「命があるなら、いつでもリスタートできる」
FX創造館:らいくより
私の中の原点回帰のようなものは、これです。
あれだけ無茶やっても、命があったのは、
人生の灯は、まだ消えていないのでしょう、きっとね。
.
【無料メルマガを読みたくなった方へ】
トレーダーの火を灯します、と嬉しいメールが多数..
未来に突き進める強さを持てる人は、
それに向かい続ければいいんです。
「らいく発行の無料メルマガに登録したい方は..」
ただ人が弱りきっているときや、
挫折失敗を感じたときに、
ほぼ未来を考える力がなくなっています。
だからこそ、過去と現在にフォーカスしながら、
少しずつ未来へ向かう原動力を入れてあげるのです。