短期的なFXマネー・ゲームを卒業する

 

音声「トレーダーとしての職務」

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FXで稼ぎたいから? 収入を増やしたいから?
会社の仕事がつまらないから? 自宅にいながらお金が儲かるから?

単刀直入に言ってしまえば「現金が欲しい」から
我々はFXを学ぶのかもしれません。

ならそのために「何を」学ぶのでしょうか?

手法? ロジック? インディケーターの使い方?
教材の手法の再現性? 損小利大の勝つパターン?
トレンドの攻略法? レンジの鉄板パターン?

こういった表面上の勝ち方だけにこだわっていると、
残念ながら長期的に勝つことは極めて難しいととお伝えしておきます。

FXで勝ち続けるために「学ぶための本質」というのは、
心理学はもちろん、脳科学や哲学、
そして感性を鍛えるといった側面を強固にすることが重要です。

あなたはもしかすると、なんでトレードで勝つごときで、
心理学や脳科学が必要になるんだと思うでしょう。

トレードというのは我々の脳内にリンクする生き物です。

たとえばあなたが上司にこっぴどく怒られて、
終電間際の電車に乗ってぎゅうぎゅうづめで帰宅して..

挙句の果てに奥さんや旦那さんに、ものすごい剣幕で怒られて、
その横で子供がわーわーと泣いていたら..

真っ当な神経の持ち主であれば、
その日のトレードは平常モードでできるわけがありません。

当然私も無理です、相当負けます。

どんなに鉄板のロジックを使っていても、
こてんぱんに負けて資金を減らして終了するでしょう。

つまりトレーダーというのは、
少なからず市場参加者の心理であったり、思考であったり、感情であったり、

損失に耐えているときの心理状態、
利確を我慢しているときの感情の起伏..

ポジションを仕掛けるときの緊張度合い、
こういったものを理解しておく必要があるのです。

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年齢的にトレーダー能力を鍛えるならば

もしあなたが20代であれば「守り」といった側面を強めるよりも、
稼ぎに特化したポジションサイジングを意識して、
トレードの回転数を高めて、
トレードの実践に時間の重きを割くほうが望ましいです。

あなたがすでに妻子持ちであれば、一攫千金のような
一発の大きいトレードをがむしゃらに仕掛けるよりも、
安定して毎日+20pips程度を堅実に市場から得るための、
トレードを日々淡々と行ったほうが望ましいでしょう。

あなたが50代以上であれば、やはりチャートに張り付いて
パソコンと常時にらめっこを続けるよりも、
一つスイングの軸となる手法を突きつめていき、
緩やかなトレードで中期的なトレードをしたほうが利益は大きく取れます。

このようにあなたの年齢によっても、
トレーダーとして学ぶことというのは案外ルートが分かれるのです。

ただしトレードを学ぶとある程度本気で決めたのであれば、
私はどんなに仕事が忙しかろうと、
どれだけ家庭でやるべきことがあろうと、

トレーダーとしての職務は
最低限果たして頂きたいなというのが本音です。

一言でいってしまえば「FT2を回す」検証が
第一の優先順位にくるのですが..

単純に言えば、

「1つのロジックを活用して、
エントリーした理由と、決済根拠と獲得pipsを書く」

余力があったらそのときの感情の記録であったり、
直近のローソク足の動きにひよって利確しそうになった、
などの記録があるとなおいいでしょう。

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短期的なマネーゲームは身を滅ぼすだけ

FXトレードの世界というのは、浅く短期的に行うものではなくて、
少なくともあなたが満足いく現金を稼ぎ出すまでは、
長期的に続けなくてはいけないマネー・ゲームの始まりなのです

私自身は僭越ながら「現金10億」を達成するまでは、
トレードそのものをやめることはないでしょう。

おそらく今のペースで安定的に勝つことができたのであれば、
あと12~15年程度で達成することも、もしかしたらできるかもしれません。

仮に達成できなくても、このころには一秒たりとも仕事をせずとも、
老後の資金、親の介護、子供たちの生活資金、
自分が死ぬまでの生活費は確保できていると確信しています。

そういった意識でトレードに日々励んでいます。

もちろん私も最初は、投資金5万円を握りしめて、
日々の食事を一食の菓子パンのみにして、
海外口座に全力お祈りナンピン連打で、
高レバレッジでやっていたこともありました。

数万円の資金から、150万円ぐらいまでが、
トレーダーがもっとも辛く、過酷でしんどい道のりです。

逆にそこから1,000万円、1億円の道というのは、
意外とあっさりというか、割と簡単にいけます。

よく複利で回せばすぐに数億円なんかいくよね、
と、にわかなトレーダーは結構言ったりしますが、
それは現実的ではないのです、実際問題。

というのも、トレードで得た資金を全額回せる余力があるのならば、
そもそも私たちはトレードなぞやらないはずです。

しかるべき生活費をトレードで捻出して、
給料以外のお金をしっかりと使うために、
トレードを学ぶわけですからね。

ただ一つ補足しておくと、生活費だろうと、
趣味だろうと、やりたいことにお金を割くのは構いません。

しかし本気で常勝トレーダーを狙うのであれば..

「勝っても負けても、口座には必ず毎月一定額を入れる」

これを必ず、今月から守ってください。

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口座の種銭を本気で増やすところがスタートライン

逆にこれさえできれば、あまりにも大きく負けない限りは、
着実に口座の残高はしっかりと増えていきます。

そもそも大多数のトレーダーは「勝てない」のですから、
自分でしっかりと口座資金には常に入金しないと、
増える理由というのはどこにもないのです。

逆に負けている時代からしっかりと
口座資金に積み立てを繰り返していれば..

実際に月+100pips程度でも勝ち始めたときに、
加速度的に口座の資金は増えていきます。

10万円で1万通貨(1枚)を張っていたとして、
毎月+2万円でも口座の資金に入れておけば、
月に-180pips程度は負けても、口座の資金は減らないのです。

トレードというのはこういった資金管理的な部分や、
毎月入金するといった「お金のメンタルブロック」と
対話するほうが、実は勝ちトレーダーになるのは早くなります。

あなたが本気で本格的なトレードのスキルやマインドを学び、
この世界で生き残っていく覚悟と高い意識を持っているのであれば、

この記事のひとつひとつを真剣に読み進め、
学びを深めていって頂ければ幸いです。

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