トレードのモチベーションはなぜ停滞するのか?

音声 「トレードのモチベーションが保てない」

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先日「飛翔の庭園」で人気のあったこのテーマ、
トレードのモチベーションを維持することはなぜ難しいのか?

一言で言えば「負けているから」になるんだと思います。

しかしじゃあ「勝っていればモチベーションは落ちないのか?」
と言うと、実はそんなことはなくて..

案外勝ち始めた段階で、FXへの熱意が欠け落ちる方は多いんです。

トレードというのは鉄板となるロジックを身につけて、
ある程度の優位性を確認して「それを繰り返すゲーム」です。

私たちは幼少期から、勉強をして偏差値を上げて、
いい高校、優秀な大学を卒業して、大企業に入って、
定年まで立派に勤め上げるといった価値観を大なり小なり持っています。

現在20代の方であれば、こういった
意識はほとんどないかもしれませんが、
逆にいうとそれは「思考が草食化している」と私は睨んでいます。

私自身が若かったころは、音楽全盛期で生きていたので、
酒、セックス、女、ライブ、徹夜、がキーワードでした。

ヤニくさいうらぶれた小さなライブハウスで、
熱唱し自分の気力が続く限り叫び続けて、
そこでしか生まれることのない科学反応を楽しんだものです。

そこに「モチベーション」という言葉は存在しませんでした。

なぜ楽器を演奏するのかと問われれば、
それが俺の存在意義だから弾いていたと答えていたでしょう。

トレードもモチベーションが下がるというのは、
言葉を変えると「自己分析不足」なのです。

私は負けまくっていて1円たりとも稼げていない時代から、
トレードが「つまらない」とは思っていませんでした。

確かに勝てずに悔しかったし、損失を出して怒っていました。

当時の女は稼げない俺を見捨ててさっさと出ていきましたし、
あまりにもFXに没頭して仕事中は上司に何度も怒られました。

それでもやはり、今の私以外のトレーダーと比較をしても、
トレードに対するモチベーションは確実にあったと感じています。

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そもそも本当にトレードでお金を稼ぎたいのか?

トレードのモチベーションが落ちるというのは、
そもそも「あなたが一番望んでいるのはお金ではない」
という答えも可能性のひとつとしてあります。

本当に「本気で金を欲している」のであれば、
少なくともモチベーションといった陳腐な言葉で、
トレーダーとしての逃げ道を作ることはしないのです。

ならむしろ「どうすればモチベーションが上がるのですか?」と、
みっちり首を締めあげて問い詰めてあげたいです。

これはトレードだけではなくて、
なんらかの仕事であったり、副業を模索しているとき、
我々は本当に簡単に「モチベーションが下がった」と言います。

しかし私から言わせて頂くと、
これはただの「逃げの一手」です。

モチベーションが下がっていても、
淡々とトレーダーとしてやるべきことはこなさないといけない。

たとえば私が昨日行ったグループコンサルは、
普通に相当酒をかっくらったまま行っていました。

単純にグループコンサルの日程を間違えて把握していたのですが、
それでも「やるべきことはしっかりとやった」のです。

つまりあなたが仕事でどれだけ疲れていようと、
「モチベーション」がまったくなかったとしても..

トレーダーとして自活の道を歩みたいのであれば、
安易にモチベーションのせいにするのは、
なさけないというか「恰好悪い」と覚えておいてください。

たとえば最愛の恋人とデートをする前日に、
多少熱が出ようと、体が少しだるくても、
全開の気力でデートをするでしょう。

「いや、、ぼく、ちょっと、熱っぽいんです」

なんてチンケな言葉でデートをおしゃかにはしないはずです。

つまり「トレードのモチベーションが下がる」というのは、
角度を変えると「トレードに対してドキドキ感がない状態」なのです。

当然トレーダーとしての最初の時期は、
誰かと和気あいあいとやるものではなくて、
どちらかというと孤独で、一人で、空しく行うことが多いでしょう。

つまり「一人でやっていること」につまらないのかもしれない。

しかしながらトレーダーというのは、
最終的には自立しないといけません。

あなたの横に常勝トレーダーが立っていて、
今が買いですよ、今が鉄板の戻り売りですよ、と、
温かい指示を飛ばしてくれるわけではないのです。

私がなぜ、トレードのモチベーションがそこまで落ちなかったのか?

と、今になって冷静に考えてみると..

やはり当時私のことを心底バカにした女を、
見返してやるという強い渇望の心でした。

金がないなら絶対にトレードで稼ぐ、

時間がないなら、トレーダーとして成功して時間を作る。

この決意を宿してから14年たちましたが、
おそらく当時私のことをバカにした女は、
さぞ心底後悔しているでしょう、いい男を逃がしたと。

結局のところ、あくまでも私のモチベーションは、
女性に絡んでいるということはやはり否めません。

娘に頼られる父親にも憧れていますし、
妻にも格好いい旦那として認識をされたいと思います。

しかしそれには「それ相応」のお金がいります。

それを私は、トレードを通して稼ぐのが仕事です。

なら..

「モチベーションが下がったという言葉を放つことこそが、
自分の可能性を自身で下げているということになりませんか?」

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