トレードノートの記録の取り方
「FXをやる理由は?」と言う問いに対して、
真剣に答えた方が多数、素晴らしいですね。
うれぴーのりぴーマンモスたのぴー。
はい、ごめんなさい、すみませんでした。
青いうさぎ、は今でも大好きなんですよ..
FX創造館:らいくです。
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ふざけないでよっ、FXをやり始めてから、
私はすごく口が悪くなったと言われてる。
ギャンブルの類には一切手を出したことがなかったのに、
今ではチャートが私の恋人..のはずなのに、
相場は私にいつまでたっても振り向いてくれない。
いつも片思い、いつも一人ぼっちの恋。
私があなたに感じている気持ちは何?
利益が出ない怒り? 損が膨らむ嘆き?
それとも利益を得たときの達成感?
一回のトレードで仕事以上に稼いだ優越感?
たくさんの感情が、私の心に渦を巻く。
ぐるぐると、ぐるぐると。
そしてまた今日も、市場と言う悪魔を振り向かせるために、
万全の化粧をして、勝負服に身を包み、イスに座る。
「今日こそは、あなたを振り向かせてみせるんだから」
*
晴天の公園から聞こえてくる子供たちの横で、
笑いながら本を読む、孤独で寂しいらいくです。
FXで考えもしないような損失を出したり、
含み益が減ってしまったときの「感情」
私たちは相場が思うように動かないときには、
必ずと言っていいほど、なんらかの感情を秘めています。
たとえば、
・損失を出して、仕事が手につかなくなるほどイライラする
・+80pipsの含み益が+0になって、めちゃくちゃ悔しい
・レンジ相場だと気づかずに、往復ビンタをくらってキレそうだ
・トレンドに逆行して逆張りを繰り返して、死にたくなった
不思議なことに、こういった感情を無視していると、
あれだけこりているにもかかわらず、
「また同じ、トレードを繰り返すんですよ」
これはほぼ間違いなく。
仮にもしも、資産の大半を飛ばしていても、
同じようにまた、いつか飛ばすんです。
それが、感情に支配されたトレードであって、
あなたの資産を食いつぶす、いわばモンスターなわけです。
じゃあどうやって、その感情と付き合っていけばいいのか?
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■ まずは自分のトレード記録をとる
なんとなく勝っています、とか、
けっこう負けてますけど、利益は出ています、とか。
たぶん月間200pipsぐらいは勝ってるんじゃないですか? とか。
なんか料理を目分量で適当に作るかのように、
利益をどんぶり勘定している人って、結構多いんですよ。
記録とってます、と言っている人でも、
勝ち、負け、獲得pipsのみ、とか、
これもあんまり意味がないです。
今回は答えを出さないので、
「トレードの記録には、何が必要なのか?」
これを真剣に、考えてみてほしいんです。
答えの例ですが、
1.エントリーした日
2.ポジションを持った時間
3.通貨の種類
4.見ている時間足
5.ポジションを持ったときの価格
6.決済した日時
7.相場の状況
8.獲得pips(または損失)
9.そのときのチャート(できれば印刷するとなお可)
ここまで書いてあれば、半分ぐらいはいい感じです。
逆にここまで書いてない人は、
あんまり記録をつける意味がないです。
慣れるとこんなのは1分でできます。
最初は手間どって10分ぐらいかかりますが、
これもやらずに、トレードで利益を出すのは、
天才か相場師か、ギャンブラーか、ただのバカか、
相当の相場センスのある人にしか無理だと思っています。
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> えっ、これだけ記録していれば、
十分じゃないんですか? いったい何がたりないんですか?
たりないものは「4つ」あります。
一つは今日の記事に関係があって、
もうひとつは、チャートに関係があります。
残りの二つは数字に関係しています。
さて、なんでしょうか?
ここのカテゴリは「思考と戦略」ですので、
勝つためには、自分で考えて答えを出していく、
と言うひとつの流れが、とても大切になってきます。
1~9までを記録できていなかった人は、
まずはそこから、しっかりと記録してみてくださいね。
これ、最初はえらく面倒なので、
ムダなエントリーが減るんですよ、記録をすることで。
愚かで凡人な私たちは、記録と経験を積み重ねて、
一歩一歩を成長させていくしかないんです。
誰もやらない面倒なことを、楽しめるかどうかで、
未来の勝利を、つかめるのではないでしょうか?
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【今日からのトレードを、成長させるためにやってみること】
―エントリーをして決済したら、必ず記録を取ること
―負けたときの感情こそ、詳細に刻んでおく必要がある。
―大事な金を賭けているんだ、適当な勘定で「勝ったつもり」にならない。
―愚者は経験から学び、凡人は記録から反省をする。
経験も浅く、記録もまるでないのならば、
君はいったいどうやって成長するんだい?