ポジポジ病を克服し、損失を減らすことは可能なのか?

ポジションを持ちたい方というのは、
FXをやれば「利益を必ず出せる」という幻想の世界から、
少しばかり現実に戻ってくる必要があります。

そして、ポジポジ病を治すためには..

・自分の感情をリスペクトする
・お金についての知識を得る
・一呼吸置く習慣をつける

これらが圧倒的に必要不可欠です。

今日は「感情のリスペクト」についての記事です。

おいおいもっと即効性のあるテクニックを、
教えてくれよボーヤと思うかもしれませんが..

おそらく実際にポジポジ病が治ったときに、
本質が身につく可能性が高いほうをお伝えしたいのが本音です。

短絡的なテクニックをここで教えるのであれば、

「一日に持つポジションを1回のみに絞ればいい」

このルールを守れなかった日は、
次の日FXやるのを禁止してください。

これも守れない場合は、FXをいくらやっても、
おそらく一生資産を築くことは「今のまま」ではできません。

そもそもお金をいくら失っても、
アホすぎる損失を叩き出しても変われないのであれば..

それは競馬で負け続けたうらぶれた汚いおっさんが、
すべてを騎手のせい、馬のせいにするのと同じです。

アルコール中毒で家族を失った情けない男が、
それでも酒をやめられずに、堕ちていくのと一緒です。

正直な話、利益を出せる自信があるのならば、
一日に10回でも20回でもエントリーすればいいんです。

でも?

実際は資金を減らしている、本能的にポジションを持つ、
自分のエントリーに疑問を感じているわけですよね?

なら、鍛えるべきは「意志力」なんですよ。

くだらないテクニックや魔法を求めずに、
地に足つけて、自分の感情と習慣を見直してみてください。

FX創造館:らいくです、

.

 

ポジポジ病に共通している人の多くは..

「感情をリスペクトできていない」

これは10人いたら9人は当てはまっていると思います。

負けトレーダーでお金を減らして腐っている暇があるのなら、
自分の感情を認めることから始めてください。

最初は死ぬほどつらい作業です。

特に男性は自分が今まで築き上げてきた、
生き方や思想を否定する必要もあります。

でもね、FXで金を稼ぐってことは、
大衆の思考とは逆の感情も理解しないとダメなんです。

なぜなら9割は資産を減らす典型的な負け組ですね?

当然はるか昔の無知で愚かな投資知識が欠けていたころ、
一日にポジションを20近く持ち、
見ている足は常に1分足のダメトレーダーだった私は..

そもそも自分の感情から、常に逃げていたのです。

仕事で上司から指示を出されたり、
企画書をハネられたり、納期が短くなって、
「怒り」をあらわにしていた自分は「ただのバカ」だったのです。

それでも自分が悪いとは思えず、上司を尊敬できずに、
感情が流れるままに人のせいにする男だったんですね。

トレーダーが感じる感情というのは、
日常生活では「フタをしている感情」の傾向が強く、

妬み、後悔、懺悔、憎しみ、苦しみ、失敗、喪失..

仕事やプライベートで、感情が動いた経験が弱いと、
上記の感情が「わからない」状況になります。

なぜなら本気で経験、体感したことがないから。

わかりやすく言うと、世界で一番愛していた
家族または子供を、病気や事故でなくしたとしましょう。

そうしたときに大半の人が陥る感情は、

「極度の喪失」が、近いのではないかと思います。

トレードで救いようのない損失、普通であれば、
一発のトレードで数十万、数百万以上の損を出すと..

まともにそのトレードを直視できなくなります。

あらあら不思議、普段あれだけ「資金管理」を、
勉強し実践していたにもかかわらず..
枚数や通貨、時間足の見方がおそろしく雑になります。

これは少なくとも、トレードノートを
1ヶ月ぐらいは愚直につけていないと、
この行動パターンを冷静に見られるようにはならないです。

つまりそのぐらい「極限の損失」というのはツラいものなのです。

.

 

そして最後の「一呼吸置く」というのは、
ポジポジ病のトレーダーにとって、
一番最初に身につけるべきスキルなのです。

たとえば指標やなんらかの突発的ニュースにて、
急上昇または急激な下落があったとしましょう。

そのときにポジポジ病の人が取る行動は、

・飛びつき買い
・飛びつき売り

で、ソッコーで損を膨らませてしまうはずです。

しかしながら自分の行動パターンを理解していれば、

(いつもこういう上昇で飛びついて損を出す..
だから今回は惜しいけど、悔しいけど見送ろう)

これが自分の感情を認識できている例です。

初動の50pipsを口をぽかんと開けて見送っても、
必ず一度、二度の戻りはあります。

その戻りをしっかりと確認してから、
小さな利幅を狙ってエントリーすればいいだけの話です。

FXのような投機的な動きが好きな方は、
だいたい日常に「刺激不足」です。

だからこそ、FXのような非日常が楽しくて、
ついついポジションを持ちたくなってしまいます。

ただ忘れないで頂きたいのは..

 

「あなたは、お金を得るためにFXを始めたんですよね?」

ならば、ポジションをむやみに持って、
損を膨らませている自分は「あまりにも愚かなんだ」

ということを、認めてあげてください。

それができないのであれば、
お金を「FXで稼ぐのは、諦めたほうがいいです」

失うことを恐れずに、損と傷をいつまでも広げる人は、
ハタから見たら勇敢にうつるかもしれません。

しかしながら、第三者があなたの姿を見たとき、
それは単なる「ギャンブル狂」にしか見えないはずです。

.

 

追伸:

人が無意識的に身につけた「習慣」を、
意識的に崩すことは、非常に大変な作業です。

だからこそ、人は記録をつけることで、
先日の損を出した自分を、認めることが必要なのです。

.

追伸2:

枚数が1枚未満の端くれトレーダーであっても、
いずれ勝てるようになれば、
10枚以上は余裕で張るようになります。

一度のミスで1~2万円以上をガンガン失うのか、
口笛を吹きながらなんなく日給5万円を稼ぐのか?

時間をかけた勉強と実践は、あなたを裏切りません。

.

追伸3:

金を減らしすぎて本気でまずいと思ったのなら、
一ヶ月トレードをやめるのも一興ですよ?

.

 

らいくの戯言-編集雑記

感情と習慣の意外な関係

 

ビジネスや仕事、またはプライベートの日記をつけていると、
面白いことに、だいたいは「感情と習慣がセットになっている」
こういうケースがちらほらとあったりします。

たとえばですが、私がナンパを勉強していたとき、
一番タメになったのは「女装してバーに行った」ときでした。

男であることを忘れて、

(ちょっとコイツになら掘られてもいいかもしれない..)

という危ない感情がほのかに匂ったのは、
ここだけの危ういヒミツですが..

こいつはすごいな、と思った男性の共通点で、
今でも記憶していることがあります。

それは、

「誰であろうと、主人公に仕立てあげるのが自然にうまい」のです。

(それがたとえ、女装している男であっても..)

いや気づかれていないと信じたい、信じ..させてちょーだい。

こういうのは、いくら本なりセミナーで勉強しても、
いざ実際に自分でやると、かなり不自然になります。

目がキョどってしまったり、言葉が棒読みになったり、
エスコートがしどろもどろになったり、
マスターの名前を間違えたり、声のトーンが変わったり..

やはり自分のような凡人が、
百戦錬磨のテクをいきなり実践で使うのは難しいのです。

言うなれば、心理学やビジネス本なんかを必死に読んでも、
まったく行動が伴っていない人っていますよね?

それは「完全な習慣化」まで落としこめていないからです。

そして、それらの上辺だけのテクニックに、
自分の感情、つまり喜怒哀楽がまるで入っていない。

能面のように、台本をそのまま暗記した
俳優の演技を見ていても、まったく面白くありません。

小説などでも、実際に現場を見てきた人の、
筆力というのは、そこかしこに出るものです。

自分が主人公になりきれていない、
いまはまだ、トレーダーの「エキストラ」であっても、

いつかは必ず、陽の目があたる日がきます。

「日はまたのぼる」のです。

 

FX創造館:らいくより

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