損切りが怖くて仕方がないんです
損切りが怖い方のほとんどは「枚数が多すぎる」
という一言で終わるのですが..
少し似たような方が多そうなので、
ちっくらそこを語っていこうと思います。
FX創造館:らいくです、
トレード資金量が10万円のときに、
通常枚数が2枚を超えてくると..
トレード歴半年未満ぐらいであるならば、
普通は損切りが怖くなって、
典型的な損大利小トレーダーになります。
損切りに恐怖を覚える方というのは、
「トレードがトータルで勝つゲーム」というものを、
いまひとつ理解できていないか、
トレードをすれば利益が
出るものだという思いこみが強いはずです。
もうひとつ損切りが怖いという理由に、
意外かもしれませんが..
「自分の時間を失う恐怖」というケースもあります。
これは、
「自分がこれだけチャートを見たのだから、
きっと自分が望む方向にチャートが動いてくれるはずだ」
これを第三者の目線で観察すると、
笑えるぐらいに「ありえない」とわかるのですが、
当の本人が血眼でチャートを見ていると..
この事実に悲しきかな、気づくことはなかなかありません。
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損切りができないという方の弱点は、
「自分のトレードが、何分で終わるのかを把握できていない」
という部分も多く、たとえば5分足のトレードをしているのに、
決済するまでの時間が13時間かかったとします。
そうなると、明らかにポジションを保有している時間が、
あまりにも長すぎることは、ご理解頂けますね?
実際に自分の勝ちトレードを観察していると、
早ければ数十分、遅くても1~4時間以内には、
このぐらいの動きがあって、
だいたい+30pips~+45pipsで利確している。
こういうパターンをいくつか持っておくだけで、
損切りの怖さというのは、薄れるはずなんです。
しかしながら私たちは「自分の手を動かす」ということを、
極端に嫌う生き物です。
なぜならば、ソッコーで利益が欲しいし、
できることならば、数十分で家から出ずに、
楽をしてFXでお金を稼ぎたい究極のナマケものだからです。
ただ、私が多くの負けトレーダーを見てきて、
また自分自身も損切りを極端に嫌う、
しょーもないトレーダーだったことを考えると..
「人は、自分の行ったなんらかの行為に責任を持ちたくない」
という答えが浮かび上がります。
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たとえば仕事をしていても、サラリーマンである以上は、
完全歩合給の仕事でない限り、ミスをしても許されます。
もう少し言うと「ミスをしてもお金がもらえます」
これがトレードに対する甘えを作り出すのです。
主婦の方で当てはめるのであれば、
炊事、洗濯、掃除、子育てという枠組みの中で、
本当にプロ意識を持ってその活動をこなしているのであれば..
すべてにおいて「旦那を上回るのは至極当然であるべき」なのです。
なぜなら「家にいる社会人としての務めを真っ当するのは」
家を守ると決意した、主婦の仕事だからです。
それがイヤであるならば、
旦那と同程度の収入を稼げばいいだけの話です。
仮に専業主婦を名乗っているのに、
旦那よりも家のことができなかった場合は..
本来「あなたを損切りするべき罰」というものも、
与えられてしかるべきだと、私自身は僭越ながら思います。
ここで女性側の視点に戻してみると、
本来「主婦業を任せられない男性」というのは、
単に男側の稼ぎがヘボい、という理由も考えられます。
そういう旦那を運悪くつかんでしまった女性は、
自分の見る目がおそろしくなかったと悟り、
そのヘボ旦那を上げていく努力をしましょう。
年収500万円未満の男性で、
子供が二人もいると仮定すると、
奥さんもなんらかの稼ぎがないと、結構厳しいですね?
そうなると「トレードで利益(お金)を失うのが怖い」
という感情が先行するので、どうしても、
今日の日銭を追いかけて、損失を抑えることよりも、
利益を得たい気持ちが先走り、損を出せなくなるのです。
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トレードの損失と利益は、
1セットになっていると考えてください。
1回利益を出したら、1回負けるのが普通であり、
勝率50%であっても、月トータル勝つことが大切なのだと。
例を挙げると..
一発のトレードで+100pipsを出して、
残りの4回のトレードで-20pipsを4回叩き出す。
そうすると利益は+20pipsですね?
こうなってくると、安定したトレードではなく、
損切りの場所が明らかに悪いか、
そもそも自分がトレードした「場所」
に問題があるのかもしれません。
損失を出せないばかりに、本来の自分の力を出せずに、
混乱と恐怖の中で、トレードを繰り返すよりも..
まずは自分の感覚を鍛えて、トレーダーとしての
力を少しずつでもつけておくことが、
勝てる近道だと思っています。
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追伸:
トレードをしていて、1枚未満のときに、
本気で全力を傾けてトレードができる人は、
私が知る限りは、だいたい2%未満です。
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追伸2:
人は無意識の中で、アルバイトレベルの時給であったり、
自分の働いている給与体系に従って、
己の資産価値を定めようとしますが..
そもそもそれこそが「偽り」だと気づいてください。
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追伸3:
トレーダーになると決心したのであれば、
その戦場で生きぬくか、のたれ死ぬのかは、
あなたが兵士になる覚悟が、どれだけあるかです。
自分の命(お金)を賭けて、生き抜く
サバイバルだと思って、1度のトレードをしてみてください。
いかにトレードを甘く考えていたかが、浮き彫りになるはずです。
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らいくの戯言-編集雑記
◆ 家族間のルール
夫婦の関係において、
・専業主婦がいいのか?
・共働きがいいのか
・子育てはどういう風にするべきか?
という議論は、比較的コンサルの現場でも多い課題です。
(てかここらの悩みは、本気で
別の人に相談したほうがいいような気もしますが..)
あくまでも私の一意見ですが、
「共に稼ぐスキルを持っておいて、損をすることは絶対にない」
大黒柱である主の稼ぎが安定しているのであれば、
家庭を支える女柱があってもいいんですけどね..
話をよく聞いてみると、そもそも子供を産んだ時点での、
人生設計が明らかに甘いケースが非常に多いです。
愛があればお金はいらない、という世迷言を、
まさか信じきっている大人はいないと信じたいですが..
やはり30代後半程度までの男女だと、
お金に関する認識が浅い場合もあります。
結局のところ、
「なぜ、子供を産もうと思ったのか?」
という問いの答えによって、
それぞれが互いにいろんな部分を合わせあいながら、
子供を育てていくべきではないのでしょうか?
仮に「温かい家庭で、常に笑顔が絶えない家族像」
という想いで子を産んだのであれば、
共働きで家に誰もいない時間が多い、というのは、
明らかにズレていますよね?
もしくは共働きによって、互いのストレスが増えて、
常にケンカと言い争いが起こっているのであれば..
そもそもそれは、子供が悪いのではなくて、
親の精神、肉体、感情、愛情のバランス
もしくは個々の支柱が育っていないのです。
私は教育現場でそれなりに働いてきた教訓から、
親側に言えるのは..
「子供はアンタら親の道具ではない」
これだけですね。
子供をひとつの人格として見ていない、
親の都合でひっかき回している両親のほうが、
明らかに多いです、悲しいことにね。
特にお金に困窮している人に多く見受けられるのは、
過剰な子供への教育にお金をかけるパターンですが、
それを心から子供が望んでいるのならば、
自分を犠牲にして、子供にすべてを託してもいいのですが..
私はそういう家庭を見て、滑稽だなとしか思えません。
なぜなら、親が不幸せで愛情に飢えているのに、
子供に無償の愛を捧げられるはずがないからです。
トレードをしていて、負けに負けて子供にあたったりするのは、
愚の骨頂というか、パソコンをもはや
窓から投げ捨てたほうがいいレベルです。
「自分の頭の弱さに嘆き、己の精神の脆さを直視しろ」
FX創造館:らいくより
この最後のセリフは、16年前の俺自身に強く言いたい..
今でも私自身の精神の弱さは健在してますけどね、戒めです。
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子供はあなたが思っている数十倍、
理解力も好奇心もあるんですよね..
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そもそも「子供を産まない幸せもある」
という選択肢を持てたとき、子供との
接し方も大きく変わるはずです。
なぜならあなたの家に、子が
「産まれてきたことに、多大な意味があるのですから」
いつも読ませて頂いてます。もちろんメルマガも登録してますよ。
いつもは読んでるだけなのですが、今回「らいくの戯言-編集雑記」の中で書かれていた◆ 家族間のルール で昔を思い出しました。
23歳の時に20歳の今の嫁と結婚をして直ぐに子供が出来ました。
今思うと子供が子供を産んだ(育てている)ようなものです。
計画性も何もあったものではありませんが、この時から子供を育てていく(ほとんど妻任せですが)のと同時に自分も親として育ててもらっていた。と昔の事を思い出し書き込みさせていただきました。
昔に比べると今の自分は少しヘタレになっているなーと感じます。
FXの方法にしても色々と取り入れすぎてこれって1本に絞れていなくて負けていることのほうがおおく日々悩んでいます。
初心に戻り以前のように少し的を絞ってやってみようかと思います。
FX関係のHPで昔の想い出を思い出し少し嬉しくなって書き込みました。
いろいろな方が、読まれているでしょうが末永くお付き合いお願いします。
>よしひろ様
コメントありがとうございます。
若かりし頃は「勢い」が大事ですから。
自分が親になって初めて見えた景色があるのだと思います。
大人になるにつれて「安定した部分」は増しますが、
それに伴い「何かを失う可能性もある」のかもしれませんね。
過去を振り返るキッカケになったのであれば、嬉しい限りです。
ありがとうございました。